韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を日本政府に通告しましたが、この決定の背景にとんでもない疑惑が浮上しています。
それが、文大統領の側近中の側近、チョ・グク氏の娘による不正入学スキャンダル報道から、韓国国民の目をそらそうとするために「GSOMIAの破棄をしたのでは!?」、という疑惑です。
絶対的な学歴社会の韓国では、このようなスキャンダルは致命的といえます。チョ・グク氏のスキャンダル疑惑は本当なのか?GSOMIA破棄はスキャンダル隠しにすぎないのか?調査しました。
Contents
チョ・グク氏のスキャンダル疑惑
娘(28)の「大学不正入学」
→高校、大学、医学専門学校入学時に一度も筆記試験を受けていない
息子の(23)の「兵役逃れ」
→これまで5回にわたり入隊延期
この側近のスキャンダル疑惑により、世論調査会社韓国ギャラップの調べによると、文大統領支持率(24日発表)が、支持45%、不支持49%と、不支持が支持を上回りました。
GSOMIA破棄はスキャンダルの火消しのため?
韓国の3大新聞のひとつである、保守系の朝鮮日報の23日の社説によると、
GSOMIA破棄について、こんな衝撃的な無理筋を通したのは、チョ氏への世論が悪化したために、政局を転換させてようとしたのではないか。
と大々的に報道されました。やはり、GSOMIA破棄は、チョ・グク氏のスキャンダル隠しのために実行したのでしょうか。
さらにその後も、中央日報や朝鮮日報では、GSOMIAの破棄を決定したという記事の中で下記のように報じています。
自由韓国党の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)院内代表は、「チョ国・民情首席秘書官をめぐり乱れた政局と関係がなくはないだろうとの疑いを持つ」と語っている。(中央日報)
最大野党「自由韓国党」の金武星(キム・ムソン)議員は、「文政権は理性を失った。チョ氏の問題を隠すため、劇薬を使ったようだ。国の安全保障よりチョ氏を選ぶとの、とてつもない過ちを犯した」とのコメントがあった。(朝鮮日報)
さらに、竹島軍事訓練を行い対日強硬路線加速させたことについても、国民の目をこちらに向けるために実行したのではないかとも伝えています。
#チョ・グク、#GSOMIA破棄、#韓国について
SNS(Twitter)上でも、さまざまな意見が飛び交っています。
面白いね。 韓国では芸能人もスポーツ選手も途中で兵役に行っているのに、今まで5回も息子の兵役逃れをさせておいて、今回発覚したら来年行かせるで済ますの? 正義と公正はどこ行ったのやら。#ミヤネ屋#韓国#チョ・グク
— Y.KATAYAMA (@YKATAYAMA8) 2019年8月26日
有名なサッカー選手だって兵役に行ってますからね。息子の5回の兵役逃れについても、今後論争を呼びそうですね。
面白いね。 娘は大学行ってないのに筆頭論文を書くわ、その論文を書いた優秀な娘は2回落第するわ、落第した娘や、自ら家計の状況に応じてと言いながら娘に奨学金渡すわ、凄いね。 で、朴槿恵の時には、逮捕・投獄したのに、こいつらは謝罪で済ますの?#ひるおび#韓国#チョ・グク
— Y.KATAYAMA (@YKATAYAMA8) 2019年8月26日
確かに、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の失脚の裏には、崔順実(チェ・スンシル)被告の娘が名門女子大学に「裏口入学」した疑惑が取り沙汰されていましたからね。
#文在寅 の側近 #チョ・グク の娘が #不正入学 をしていた。更に #不正疑惑 がてんこ盛り。文在寅になっても政府のやってる事は、#朴槿恵 の頃と変わらない。#韓国 国民は政府からバカにされている!#ひるおび
— 殺生石 (@reinforce_id) 2019年8月26日
超がつく学歴社会の韓国で裏口入学はご法度ですからね。確かに、前大統領のパク・クネ氏とやっていることは変わらないかもしれません。
韓国において
政権周りの不正が取り沙汰されるときは
その終焉のシグナル。文在寅もそろそろだな。やれやれ#文在寅 #スキャンダル #チョ・グク #不正
不正疑惑の韓国の法務部長官候補 言行不一致な点も多く #ldnews https://t.co/01GMqc40ti
— yun_yucco? (@yun_yucco) 2019年8月26日
今後の展開次第では、文政権の終焉のシグナルかもしれませんね。野党は、チョ・グク氏に対して法相辞退を求めているようですし・・・
#チョ・グク 韓国人が一番激怒するのは“日本”でも“北”でもなく、「不正入学」なのかも、グネりんと時も“お友達”の不正疑惑が最後の一押しになったし、疑惑の展開次第では、意外とこの辺りがムンちゃんの首に縄を掛ける事になるのかも知れんナ。#韓国
— 竹内 公一 (@kakusui_manji) 2019年8月24日
前大統領のときと同じように「不正入学」が、権失脚の原因になるのでしょうか。
チョ・グク氏プロフィール
・生年月日:1965年4月6日
・年齢:54歳
・出身地:釜山
・出身大学:ソウル大学
<経歴>
・元ソウル大学教授
・司法部門を統括する韓国大統領府の民情首席秘書官
対日批判の急先鋒としても知られている「チョグク氏」ですが、今回、取り沙汰されている娘の不正入学疑惑の他に、民間投資会社への巨額投資疑惑や、親族を通じた不動産の偽装売買をした疑いもある。
チョ・グク氏のスキャンダルまとめ
果たして、GSOMIA破棄は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の側近中の側近のチョ・グク氏のスキャンダル隠蔽のためだったのでしょうか?
ムン・ジェイン大統領が今月に入って、チョ・グク氏を次の法相に任命するという人事が発表した後に、浮上した娘の名門大学不正入学疑惑。朴前大統領の事例を見ても、超学歴社会といわれる韓国ではこのようなスキャンダル疑惑は致命的です。
チョ・グク氏は、「不法行為は一切ない。不正入学疑惑についてはフェイクニュース。人事聴聞会できっちり説明する」としているそうです。
ただ、23日には、投資等で蓄えている財産や親族が代表を務める学校法人を公庫や公益財団へ入れて社会に貢献すると表明しましたが、娘の不正入学疑惑については一切なしでした。
そして、8月25日の会見では、「改革の主義者になるために努力をしたが、子供の問題については不徹底な父だった」と、娘の不正入学疑惑についての反省ともとれる弁明はしたものの、具体的な説明はなかったといいます。