2019年8月6日、米国のフォーブス誌が「2019年版の最も稼いだ女性アスリート」を紹介しました。
今年のランキングには注目ポイントが2つあります。
まずは「大阪なおみ選手」が2位にランクインしたことです。
アジア人女性で年収ランキング2位は史上初!その額も2,430万ドル(26億7,300万円)と超高額です。
全米オープン優勝後はCMも増え続け、スポンサー料は前年の10倍以上となりました。
さて、今年のランキングには大きな特徴がもう1つあります。
上位トップ10をテニスプレイヤーが独占していることです。
残念なことに、他のスポーツは1つも入っていません。テニスがいかに儲かるスポーツなのか証明していますね。
ここでは、「稼ぐ女性アスリートTOP10」と「なぜテニスは稼げるのか?」について紹介します。
Contents
稼ぐ女性アスリートTOP10発表!
それでは、名前と金額、スポンサーを紹介します。
1位:セリーナ・ウィリアムズ
- 競技/テニス
- 総収入:2,920万ドル(32億1,200万円)
- 獲得賞金:420万ドル
- 契約料:2,500万ドル
2位:大坂なおみ
- 競技/テニス
- 総収入:2,430万ドル(26億7,300万円)
- 獲得賞金:830万ドル
- 契約料 :1,600万ドル
- スポンサー:ナイキ シチズン時計、日産、資生堂、P&G 他
3位:アンゲリク・ケルバー
- 競技/テニス
- 総収入:1,180万ドル(12億9,800万円)
- 獲得賞金:530万ドル
- 契約料 :650万ドル
- スポンサー:アディダス、ヨネックス、ポルシェ 他
4位:シモナ・ハレプ
- 競技/テニス
- 総収入:1,020万ドル(11億2,200万円)
- 獲得賞金:620万ドル
- 契約料 :400万ドル
- スポンサー:ナイキ、ウィルソン、メルセデスベンツ 他
5位:スローン・スティープンス
- 競技/テニス
- 総収入:960万ドル(10億5,600万円)
- 獲得賞金:410万ドル
- 契約料 :550万ドル
- スポンサー:ナイキ他
6位:キャロライン・ウォズニアッキ
- 競技/テニス
- 総収入:750万ドル(8億2,500万円)
- 獲得賞金:350万ドル
- 契約料 :400万ドル
7位:マリア・シャラポア
- 競技/テニス
- 総収入:700万ドル(7億7,000万円)
- 獲得賞金:100万ドル
- 契約料 :600万ドル
8位:カロリーナ・プリスコワ
- 競技/テニス
- 総収入:630万ドル(6億9,300万円)
- 獲得賞金:460万ドル
- 契約料 :170万ドル
- スポンサー:FILA A
9位:エリナ・スビトリーナ
- 競技/テニス
- 総収入:610万ドル(6億7,100万円)
- 獲得賞金:460万ドル
- 契約料 :150万ドル
- スポンサー:ナイキ、ウィルソン 他
10位(タイ)
- ビーナス・ウィリアムズ
- 競技/テニス
- 総収入:590万ドル(6億4,900万円)
- 獲得賞金:900,000ドル
- 契約料 :500万ドル
10位(タイ)
- ガルビネ・ムグルサ
- 競技/テニス
- 総収入:590万ドル(6億4,900万円)
- 獲得賞金:240万ドル
- 契約料 :350万ドル
- スポンサー:アディダス、エビアン、ロレックス 他
いかがでしょうか?契約料が非常に高い印象ですね。特に1位のセリーナ・ウィリアムズは契約料が獲得賞金の6倍になっています!
次の項目では女子テニスの契約料について言及します。
テニスはなぜ稼げる?その秘密は契約料の高さ!
契約料とはスポンサー料のことです。
テニスなので、スポーツ系(ウェア、シューズ、ラケット、キャップ等)が多いですが、実はそれだけではありません。
ツアーのための飛行機や自動車をはじめ、時計やマットレスなど多岐に及びます。女性ならではのスポンサーとして、化粧品メーカーが多いことも特徴ですね。
女性テニスプレイヤーは、総収入の50%以上がスポンサー料という選手が大多数を占めています。
テニスは広告効果が高い!
テニスはスポーツ界では珍しく女性ファンが多めです。その為、化粧品やファッションといった広告効果は男性より高めです。
また、テニスにはオフシーズンがほとんどありません。
1年を通して人気選手が大会に出場してくれます。他のスポーツと比べて露出度が高い点もテニスにスポンサーがつきやすい理由の1つです。
このように、テニスは広告としての魅力が非常に高いです。
まとめ
いかがでしょうか?
収入ランキングに加えて、テニスの高い広告効果もお伝えしました。TOP10が全てテニスだっとことも納得ですね。
さて、高額な賞金や契約料が稼げる反面、女子テニスプレイヤーは他のスポーツと比べてライバルも多いです。
そんな中、活躍中の大阪選手に目が離せませんね。
プレイ自体も注目ですが、今後収入ランキングで1位を取る可能性は非常に高いです。様々なアジア初や21歳という若さもあって、大阪選手と契約したい企業は山ほどいるでしょう!